こんにちは。
あいです。
真崎庸さんの【ご飯の炊き方を変えると人生が変わる】を読みました。
ご飯の炊き方に悩んでいた私にとって眼から鱗の内容でしたので、本の要点と実践した感想を書いていきたいと思います。
この本は、
「はじめちょろちょろなかぱっぱ、赤子が泣いても蓋とるな」
という昔から伝わるごはんの炊き方を覆しています。
何かひとつ変えることができれば食事は変わります。
その何かひとつは、素材ではなく方法でも良いのです。
「美味しいご飯」とは何か?
粒立ちがくっきりしていて、
一粒一粒を噛み締めることができながら、
中がふっくらとしているごはん。
これが真崎さんの考える美味しいごはんです。
ごはんは日本人の主食です。
「今日もごはんが美味しいな。」
と、しみじみとした幸せを味わうことができるのは最高の贅沢だと思うのと同時に当たり前であって欲しいと考えています。
ごはんは食卓に欠かせないものですし、和洋中どんなおかずにも合う毎日食べても食べ飽きない食べ物ですよね。
だから、ごはんが不味いと本当にがっかりします(涙)。
私が美味しいと思うごはんとは、
・白米がツヤツヤしていて一粒一粒立っている
・ふっくらした炊き上がり
ですので、
外硬内軟の状態に仕上がるのを理想としている真崎さんの炊き方は私が目指しているものです。
柾式炊飯術とは
これが柾式炊飯術です。
蓋をせず強火で炊く。
途中で蓋をする。
最後に火を弱める。
蒸らし不要。
「えっ??蓋をしない?
強火のまま??蒸らし不要??
今まで炊いてた方法とまったく違うけど…大丈夫なのかな…。」
って思いました(笑)。
でも、実際炊いてみると工程が少ないので、
「あっ、この炊き方簡単だ」と思いますし、炊き上がったごはんが本当に美味しい!!
私はごはんを「美味しくも不味くもない」と感じていたのであまり食べませんでしたが、この炊き方に変えたらごはんが美味しくて毎日食べるようになりました。
一番味わいの違いを感じるのがごはんが冷めたときです。お弁当のごはんがしみじみ美味しいのは本当に幸せです。
大した手間はかからず炊けるので仕事から帰ってきた後に炊くこともありますし、蒸らし不要なので朝炊いてすぐにお弁当に詰めることもできます。
眼から鱗 その① 浸漬米の保管
それは浸漬米の保管です。
浸漬米の保管方法
・冷蔵庫で3日ぐらい可能。
・水を変えれば冷蔵庫で一週間ぐらい可能。
鍋でごはんを炊くのが面倒な理由のひとつに、
『すぐに炊くことができない』
ということがあると思います。
なぜならば、米を完全に吸水させた状態にするのには1時間ぐらいかかりますので、いざごはんを炊こうと思ってもすぐに炊くことができないのです。
数日分まとめて洗って冷蔵庫に浸水米を保管しておけばいつでも炊くことができますよね。
眼から鱗 その② 鍋
ごはんを炊く鍋はなんでも良いということです。
つまり、『やり方をかえるだけ』で炊くことができるのです。
高価なライスポットや土鍋を買わずに家にある道具でできるということは、コストがかからないですし手軽に始めることができます。
まずは炊いてみよう
以前は吹きこぼれて掃除するのが嫌でごはんを炊く作業は面倒でしたが、柾式で炊き始めてからはごはんを炊くのは大好きな作業になりました。
溢れるほど泡立っている鍋の様子を見たり、チリチリと鍋底から音がするのを聞いたり、五感を使って炊くのがとても楽しい!!
今にも吹きこぼれそうでヒヤヒヤしながら見ているときです。
この後あっという間に水位が下がります。
水位が下がったら蓋をし、チリチリパチパチと音がしたら蛍火にします。
艶々に炊き上がったごはん。
鍋底が焦げてないから洗うのが簡単なのが嬉しい!!
この方法で炊き始めた頃は何度も何度も失敗を繰り返しました。
ですがこの本には失敗したときの対処法が載っていますので、慣れるまで同じ量+同じ道具(コンロの位置も含めて)で炊くと修正しやすいです。
失敗の原因)炊き上がったごはんの中が硬い
原因は計量です。
「あっ、浸水米を計量してない…。」
「あっ、水もだ。計量カップを使って目視でやっている…。」
計量はやっているつもりでしたが工程を見直してみると、やっているようでやっていなかったのです。これでは再現性がないし出来上がりが毎回ぶれるはずですよね。
だから私は浸水米も水も計量はカップではなく重さで測るようにしました。
毎回同じように炊くには測ることは本当に大事です。
まとめ
「毎日のように食べるごはんが美味しい」
ただそれだけのことで人生が豊かになります。
ごはんの炊き方を変えることは、
誰でも手軽に始めることができますし、道具を揃えなくて済むのでコストもかからない。
そして、炊くのが簡単で楽しいということは継続に繋がります。
自分好みの美味しいごはんを見つけるために、米の種類や産地を変えることも大事ですが是非炊き方を見直してみてください。
そして自分好みの炊き方をマスターしてください。
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私は食をキッカケにして人生が豊かになりました。
食に関心を持つことで、いくつになっても食べる楽しさを失わない生き方を目指しています。
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