こんにちは。あいです。
頼りにしている酒屋さんに「熟成酒はどう?」と勧められて買った一本。
購入した人のリピート率が高いそう。
飲食店の評価も高いそう。
そう言われると気になるよね。
矢野酒造とは
母屋が国登録の有形文化財となっている趣のある蔵がある矢野酒造さん。
寛政8年(1796年) 佐賀県鹿島市に創業。
昭和62年(1987年) 純米酒の取り組みを始める。
平成15年(2003年) 純米酒宣言。
製造の中心を純米酒に置き、力を入れ始める。
平成30年度(2018年度) 九代目の矢野元英氏が杜氏となり製造を担う。
肥前蔵心の他、竹の園還ル、竹の園、を醸している。
肥前蔵心 きもと純米75
蔵の未来を思い造ったブランドである『肥前蔵心』には家族・蔵元の思いが込められている。

生酛造りの低精白純米原酒。28年度(2016年度)の酒造期間に試験的に醸造したもので、一年半程常温貯蔵を経て熟成させ旧ラベルで出荷している。
原料米は初めて使用したという北海道産きたしずく100%で、精米歩合75%。

精米歩合とは、精米して残った米の割合を%で表したもの。精米歩合が低い日本酒はコクのある芳醇な味わいになる。香りは抑えめで米の旨みを特徴としたお酒が多くなる。
低精白とは、玄米から表層部を磨く精米作業(精白)の程度が低いもの。一般的には精米歩合80%程度のものをいうことが多い。
ちなみに食べるごはんである白米の精米歩合は90%程度。
これは口開け1ヶ月くらい経ったかな。
まずは冷や(常温)で。

琥珀色で熟成香は強くない。しっかりとした米の旨味とコク。熟成によって深みがありまろやかな口当たりでキレがある。原酒だけど重すぎない。燗にしたら更にふくよかになりそうな味わい。
驚くほど飲みやすい。
これは困ったぞ。これはあっという間になくなるぞ(笑)
まとめ
矢野酒造の他のお酒も飲んでみたいと思わせる飲み口だった蔵心。
こういう日本酒に出会うと『日本酒も一期一会』ということを実感する。
ご縁あって出会ったお酒は大切にしていきたいし、そんなお酒のご縁をこれからも繋げていきたい。
2020/05/某日

私は食をキッカケにして人生が豊かになりました。
食に関心を持つことで、いくつになっても食べる楽しさを失わない生き方を目指しています。
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