こんにちは。あいです。
今回紹介するのは「イタリアパン」です。
年末にフィオッキでパネトーネを買ったら、友人にフィオッキのテイクアウトを勧められました(笑)
そんな個人的なご縁を感じ調べたら10月に店内改装しテイクアウト店ができ気軽に購入出来ることを知り訪問しました。
現在BASEにて通販可能ですが、今回はどうしても店頭に行く理由があります。
それはリストランテのパン、しかもイタリアパンが購入できるのは店頭のみだからなんです。
フィオッキとは
イタリア料理と一括りにしても様々な地方の料理があります。
フィオッキは、顔の見える生産者から届く旬の野菜を使ったピエモンテ州の郷土料理を提供するレストランです。
ピエモンテ州はイタリア北西部に位置するトリノを首都とする州で、バーニャカウダーやパンナコッタの発祥の地でもあります。

フィオッキには姉妹店を含め3店舗あります。
フィオッキはリストランテなので毎回毎回となると少々敷居が高い(笑)ですが、
ズッペリア・オステリア・ピティリアーノは普段遣いできる姉妹店
ラ・ポルタ・ディ・フィオッキは気軽に買えるテイクアウト店
と、状況によって使い分けることができる使い勝手の良いお店になっています。
ラ ポルタ ディ フィオッキ
『ラ ポルタ ディ フィオッキ』はレストラン フィオッキの入口にあります。

毎朝焼き立てのイタリアパンやお惣菜、デザート、焼き菓子などを販売しています。

惣菜やデザートも気になるところですが、今回の目的はパンです。
イタリアにはさまざまな種類のパンがあり、イタリアパンの特徴は惣菜と一緒に楽しむための素朴なパンです。
イタリアパンだけでなく、馴染み深い食パンがあるのがちょっと嬉しい。ちなみに、食パンは次の日も美味しい食パンをテーマに焼き上げているとか。
是非食べてもらいたいもの
今回購入したパンの中で一番のオススメがこれ。
【ローズマリーのフォカッチャ】

サイズが二種類あり小さいサイズを購入しましたが、13.5㎝四方なのでそれなりの大きさです。

こんがりと焼き上げられているフォカッチャ。時間が経ってもおいしいように水分量を多めに焼き上げているそうです。
クラスト(外皮)はカリッとしていて、クラム(内側)はもっちりしっとり。
ローズマリーの爽やかな香りとオリーブオイルの旨味、ほどよい塩味があり、多いかなと思ったハーフサイズをあっという間にペロリ。
パンそのものもすごく美味しいけど、これは料理のソースをたっぷり吸わせて食べたいですね。
バンカレッラ・ディ・フィオッキ
フィオッキ店内で2021/1/29から始まった期間限定のテイクアウト店。

バンカレッラとはイタリア語で屋台を意味します。
ツーオーダーとはオーダーが来てから作り出すこと。つまり、オーダー来てから焼いたり切ったり挟んだりする屋台料理屋さんなんです。
(注意)バンカレッラの営業は終了しています。
念願のランブレドット
フィレンツェの屋台料理であるランブレドット。
香味野菜と一緒に茹でた牛の4番目の胃袋であるギアラをパンに挟んだものです。

バリッとした歯応えのあるクラストにスープが染み込んだクラム。臭みのない柔らかいギアラにピリッとした辛さがアクセント。
「美味しい!もう一個食べたい!!」
と叫んでももう一個購入できないのがテイクアウトの悲しいところ(笑)
店内で出来立てをワインと一緒に食べたらもっと美味しいだろうなって思うとちょっと悔しいけど、こういう状況でなければ食べれなかっただろうし…と思うと複雑です。
ランブレドットに使われている見た目の可愛いパン。
これは「ロゼッタ」という中身が空洞なパンで、薔薇の花の形に似ていることから「小さな薔薇」という意味の名前がついているそうです。
まとめ
フィオッキはこの短期間で営業形態を模索しいろいろな挑戦を続けています。とてもしなやかな強さがあり時代と共に変化し続けているお店だなって思います。
そんなお店で買えるイタリアパン。
素朴なパンって時々無性に食べたくなりますし、イタリア料理だけでなく様々な料理に合わせやすいパンです。
お店に行ったならば惣菜をテイクアウトして一緒に食べたいですよね。
テイクアウトメニューは分かりやすい料理と使いやすいパッケージになっていて、購入する人のことを考えて作られていることが感じ取れますよ。

私は食をキッカケにして人生が豊かになりました。
なので、食に関心を持ち、いくつになっても食べる楽しさを失わない生き方を目指しています。
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