こんにちは。あいです。
今回紹介するのは『シュトレン』です。
ドイツの伝統的菓子であるシュトレンは、クリスマスまで味の変化を楽しみながら食べるパン菓子です。
伝統的なものから変わり種までバリエーション豊富な味わいが揃うシュトレンは毎回どれを購入するか悩みますよね。
今回は、きみえの節気の菓子である『お豆さんと果実のシュトレン』を購入したので紹介したいと思います。
甘さ控えめな和のシュトレンはずっと食べ続けられる素朴な味わいです。
シュトレンとは
シュトレンの特徴は日持ちがすることです。
日ごとに生地が熟成され馴染んできますから、
「時間と共に味わい深くなる」
ことが魅力のひとつです。
クリスマスまで毎日一切れずつ味の変化を楽しみながら時間をかけて食べていきます。ワインや紅茶だけでなく燗酒との相性抜群なのも嬉しいポイント。
そしてシュトレンを長く楽しむには、
・端ではなく中央から食べる分だけ切る。
・残りは切り口同士を合わせてラップで密封し保存袋に入れる。
これには理由があって、時間をかけて食べるために必要なことは保存性を高めることですよね。
だから、断面を合わせ継ぐことで乾燥を防ぎ水分や風味を守りながら保存することが大事なんです。
私はシュトレンが大好きでこの時期だけでなく年中食べたいお菓子のひとつですからクリスマスの楽しみといえば、
「今年はどこで買おうかな?!」
と考えるところから始まります(笑)。
植物料理家きみえ とは
植物料理家きみえは、
・日本の季節に寄り添うこと。
・身体に優しい素材を使つこと。
を大事にし、旬の野菜や果物やハーブといった植物を使って食事やお菓子を作っています。
日本の旬の食材を使いワクワクするような組み合わせの料理。特に日本菓子は和の素材だけでなくハーブやスパイスを使っているのでモダンな感じがして、一度食べてみたいと思っている品のひとつです。

植物の琥珀糖
植物料理家きみえとして活動されている野田悠子氏は戸塚にあるレストランHitotsuのプロデューサーでもあります。
Hitotsuのスペシャリテといえば、季節ごとの野菜を使ったパフェ。

蕪とカリフラワーのパフェ
美しい白いパフェに見惚れてしまうビジュアル。
ひと口食べると野菜の味がなんて濃いんだろう…と驚きます。ジュレ、ムース、アイス、食べるごとに味わいや食感が変わるのが楽しい!!
季節の移ろいを映した食事やお菓子は見た目から心が癒されますよね。
お豆さんと果実のシュトレン-冬の小包み-
きみえのシュトレンの特徴は「和のシュトレン」であるということです。
生地にも具材にもこだわりがぎゅっと詰まったシュトレンは、
甘酒を練り込んで作った生地、
3種類の豆(金時、白いんげん、黒豆)、
きび砂糖で煮た数種類の柑橘ピール、
日本酒と月桂樹のシロップに漬けたドライフルーツ、
食感のアクセントに数種類のナッツ、
と、ずっしりとした重さがあり、ごろっとした見た目の具沢山なシュトレンです。
ふわっと包んでいる優しい色合いの包装布がとっても素敵。
草樹さんによる柔らかいお包み布は、植物(黒豆、柚子、柊)で染めた生地を繋ぎ合わせたもので、
「この布で何包もうかな〜。お弁当かな〜。」
と思うと本当にワクワクします。
甘さ控えめでずっと食べ続けられる素朴な味わいにホッとします。
ずっしりとしたパンのような食べ応えがあり、日を追うごとに生地がしっとりとして馴染んできますから印象がどんどん変わってきます。
このシュトレンはほうじ茶や熱燗と合わせたいですね。
まとめ
きみえのシュトレンのテーマは、
「誰かのもとへ届けられ、
その人や大切に思う誰かへ、
ノエルの前に一欠片の少さな幸せを沢山散りばめられますように。」
という願いが込められています。
まるできみえサンタクロースからの贈り物であるかのようなシュトレンですよね。
「今年はちょっと変わったシュトレンを食べたいな。」
というときにオススメしますので、きみえのシュトレンを食べながらクリスマスを待ちわびてください。

私は食をキッカケにして人生が豊かになりました。
食に関心を持つことで、いくつになっても食べる楽しさを失わない生き方を目指しています。
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