こんにちは。あいです。
浅草の観音裏。浅草寺を抜けた先にある閑静な界隈。
昔は花街として栄えていた場所ということもあり、当時の面影を残す建物がある下町情緒を感じさせる場所。この界隈には代々続く老舗だけでなく、面白いお店や美味しいお店が続々と増えている注目のエリアでもある。
そんな場所にある『粉花』は自家製酵母のパン屋。
曜日によって午前中にパンが売り切れてしまうこともあるとか。
どんなパンを焼き上げているのだろう。
粉花とは
2008年オープンの『粉花』は浅草駅から徒歩8分ほどの場所にあり、姉妹で営んでいる小さなオーブンの小さな可愛らしいパン屋さん。現在はカフェの営業はお休み中。
姉の藤岡真由美さんが自家製オーガニックレーズンと北海道産の粉と沖縄の塩でパンやお菓子を焼き、妹の恵さんがそれらを手伝っている。ほとんどを二人でやっているので焼けるパンの数は限られているそう。
粉花のこだわりは、できるだけ近くで作られた安心して食べられる素材で可愛いと思える形のパンを焼くということ。

パンの販売は水曜日〜土曜日の10:30オープン、売り切れ次第終了。土曜・祝日は12時ぐらいに完売することあるそう。
パンそのものを味わって欲しいという思いから、店内には素朴で毎日食べたくなるようなパンが並んでいる。
購入したもの
店内には一組づつ入店。朝一に訪問しただけあってまだ在庫豊富だが、思ったよりも種類は少ないという印象。
三人ほど待っている方がいるのでゆっくり選ぶのも気が引ける状態だけどもなんだかんだ悩む。
くるみマロン
無骨な形が可愛い小ぶりなパン。

上には甘くて美味しいマロングラッセがゴロゴロと乗っている。

パン生地の中にはくるみと栗。
噛みごたえのあるハード系の生地で小麦の味は強くなく優しい味わいなので、マロングラッセの甘さとくるみの香ばしさをパン生地が包み込んでいるよう。
くるみベーグル
ぎゅっと目の詰まったむっちりとしたベーグル。

断面。

表面がパリッとしていて、しっとりもちもちの生地。このくらい焼き込まれたベーグル好きだな。
素朴な味わいなのでそのまま食べるよりサンドイッチにしたい。
カンパーニュ(大)
石臼挽きの全粒粉と酵母と塩で作られているカンパーニュ。
サイズが二種類あり大きい方を購入。

断面。

カットした時に一切れ味見。むっちりとした食感でクセがなくとても優しい味わい。というのも、万人に合うように焼き色を薄く酸味を控えて仕上げているそう。
まずはオープンサンドにしよう。

これはチーズを買った時に勧められた組み合わせ。
ゴルコンゾーラドルチェにカリカリベーコンと蜂蜜をトッピング。蜂蜜はお気に入りのトラジャムの紅玉と薔薇の蜜でちょっと贅沢仕様。
このカンパーニュは食事の邪魔をしない味なので煮込み料理と一緒に食べたい。
スコーン
全粒粉のスコーンと抹茶とホワイトチョコのスコーンの2種類。

全粒粉のスコーンにはhocoのミルクジャムを添えて。
全粒粉を多めに使っているのでのザクザクとした食感で粉の味と香りがしっかりするスコーン。小麦の皮の粒々とした食感のアクセントがすごく効いている。これまた食べたい!!
抹茶とホワイトチョコのスコーンは、北村茶園のてっぺん粉茶使用。抹茶の味が濃くホワイトチョコが食感と味のアクセントになっている。
まとめ
もちもちの食感で優しい味わいなので食事に寄り添うパン。
パン単体で食べるより食事と合わせたくなるパン。
一番人気は丸パンらしいが買い損ねたので、浅草散歩する時はまた行きたいお店。
午後になると売り切れることもあるので早い時間に行くのがおすすめ。
私は食をキッカケにして人生が豊かになりました。
食に関心を持つことで、いくつになっても食べる楽しさを失わない生き方を目指しています。
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コメント
[…] 粉花のカンパーニュにリコッタチーズとジャムを添えて。 […]