こんにちは。あいです。
今回紹介するのは「和菓子」のお店です。
このお店は友人から教えてもらい鎌倉散歩の時に立ち寄るお店のひとつです。
そのお店は鎌倉駅から徒歩15分ほどの場所にある
『美鈴』
です。
和菓子の魅力
和菓子の魅力は、
日本の四季を味わえる
ことです。
つまり、味わいだけでなく見た目で楽しめる日本の伝統的なお菓子だと思います。
煉りきりのように季節の花などをモチーフにした視覚的に楽しめるもの、
桜餅や栗きんとんのようにその時期にだけ作られるもの、
柏餅やおはぎのように季節の行事に合わせたもの、
日常のおやつとしてだけでなく、伝統的な行事食として味わう季節のお菓子でもあるのです。
美鈴とは
昭和47年創業の美鈴は、
地元である鎌倉に根付いたお店です。
商品は、
季節ごとに内容が変わる上生菓子詰め合わせ
季節のお菓子
通年商品の羊羹
のみです。

10月の上生菓子詰め合わせ
全ての工程を手作業で行っているので基本的に予約が必要なんです。
地元である鎌倉に根付いた伝統のあるお店ということを象徴しているひとつが、3つの鈴を模した『美鈴』の絵柄です。これは日本画家で陶芸家でもある小泉淳作氏のデザインです。
小泉氏といえばけんちん汁発祥の地である建長寺 法堂の天井画「雲龍図」を描いた事で有名な人物ですよね。
お店は道端の狭い路地の奥まった場所にあります。
なので初回は少し迷いましたし、そして予約制という事を訪問してから知りました💦気づいた時には時すでに遅しで焦りましたが、この日は運よく購入できました!!
ショーケースがない懐かしい雰囲気の店内はお店というよりお宅にお邪魔しているようです。幼少時のお使いを思い出すような初めて行った気がしないお店を肌で感じて欲しいと思います。
おかみさんが手際良く菓子折を包んでる姿も心地よいですよ。
ぜひ食べてもらいたいもの
それは『季節の和菓子』です。
季節のお菓子のなかでもこのお店を教えてくれた友人のオススメは11月の「姫柿」ですが、私が訪問した10月は栗羊羹でした。
栗好きだから嬉しい!!
生栗を手作業で剥いて作る栗羊羹、サイズは2種類あり賞味期限4日。

竹の皮に包まれていて、それを開くと黄金色に光輝く羊羹が現れます。
「美しい羊羹」
それが見た目の第一印象です。

栗が透けて見えるくらい透明感があり、カットすると更に色の綺麗さが際立ちます。
ネットリとした食感で上品な甘さ、底の部分にジャリっとする薄い砂糖の層が食感のアクセントになっています。
甘く煮た栗のほろっとする食感と香りが秋を感じる美しい羊羹。
「10月に行けて良かったな~、来年も食べられるかな~。」
と、来年の予定を考えながら味わう幸せな時間。
今のところ来年の目標は姫柿ですが(笑)。
まとめ
和菓子と季節は密接な関係があります。
美鈴の魅力は、
季節を和菓子で楽しむことができる
ということです。
ここでしか買えない和菓子。
当日でも若干用意はありますが電話予約が必須なのでお忘れなく。
また「浄妙寺 喜泉庵」で抹茶と供に提供しているのが美鈴の上生菓子です。
天気の良い日は庭を眺めながらいただくのも素敵ですよ。
ぜひ『美鈴』を鎌倉散歩の目的のひとつにしてみてください。

私は食をキッカケにして人生が豊かになりました。
食に関心を持つことで、いくつになっても食べる楽しさを失わない生き方を目指しています。
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