こんにちは。あいです。
作る人と食べる人を繋ぐオンラインマルシェ。通称『ポケマル』というアプリ。
全国の農家さんや漁師さんと直接やりとりをしながら食材を買えるサービス。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、生産者と消費者の双方を支援していたことから知ったアプリ。
そんなポケマルで初めて購入したのは、青森県Harb &Dreams 山崎さんの『甘い!!雪下熟成野菜セット』。
雪下熟成野菜とは、収穫した野菜を降雪後の雪の中に埋め込み、雪の中で貯蔵・熟成させた越冬野菜のこと。雪が深い地域の冬季の保存方法として発達した技術。雪の中で貯蔵することで、雑味が少なく甘味の増した野菜になる。
冷蔵焼けしないように新聞紙で個別包装されて届いた野菜。

中身は、大根、キャベツ、人参、じゃがいもは男爵とレッドムーンの2種、そしておまけのほうれん草。大根とキャベツが大きい!!
まずは、山崎さんのお勧めの食べ方、大根と人参の野菜スティックサラダ。

大根がシャキシャキした食感でみずみずしく程よい辛味。こんなジューシな大根は初めてかも…。
大根にある辛味は『イソチオシアネート』という成分によるもので、すりおろしたり・切ることで生成する。ちなみに、先端部分には葉に近い部分より10倍含まれ、若い大根ほど辛味成分は多い。
スティック野菜に使った大根は先端部分だったのに、ツーンとする嫌な辛味がなかったのは熟成された大根だからなのだろう。
人参はサクサクした食感で甘く香りが良い。青臭さがまったくない。
人参の栄養価を効率よく摂取するには、皮ごと、油と一緒に加熱調理すること。
もっとも栄養が豊富なのは皮側で中心部に比べて、βカロテン2.5倍・ポリフェノール4倍も含まれる。
そして加熱調理することでβカロテンの吸収率が2倍になる。
じゃがいもは蒸してたっぷりのバターとハーブソルトで。

聞き慣れない芋の品種であるレッドムーン。芋の皮が赤く中は濃い黄色。粘質が高く煮崩れしにくい特徴があり紅メークインとも呼ばれている。
しっとり滑らかな食感でほんのり甘いレッドムーン。ホクホクとした食感の男爵との違いを感じる。
じゃがいもの主成分である『デンプン』。デンプンを糖へ分解するアミラーゼという酵素は30〜60℃で活性化する。なので低温でじっくり加熱することで甘味が引き立つ。
ポケットマルシェのシステムで面白いと感じたのは、生産者さんと直接やりとりができること。食材を対面販売で買っている感覚になるし、お勧めの調理方法を聞けるのも嬉しい。
外出自粛の今、普段では買わないような食材を使って家ごはんを充実させよう。
2020/04/某日
私は食をキッカケにして人生が豊かになりました。
食に関心を持つことで、いくつになっても食べる楽しさを失わない生き方を目指しています。
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