こんにちは。あいです。
とらやは、室町時代後期に京都で創業し、御所御用を勤めてきた老舗和菓子店で、1980年10月6日フランス パリに『とらやパリ店』をオープンしている。
パリ店40周年を記念して、とらやグループのお菓子を一堂に販売するイベントが伊勢丹新宿店本館地下1階で開催。

9月1日~期間限定で、ピエール エルメ パリとコラボレーションした小型羊羹イスパハンをとらや各店で販売中。
とらやパリ店40周年記念イベント@新宿伊勢丹
9月30日~10月6日は、地下一階のフードコレクションで、
- パリ店関連商品の特別販売
- 誕生90年を迎える小型羊羹。限定品など様々な小型羊羹を販売。
- 新栗まつりとして新栗を使用した和菓子をまとめて紹介。
- ミナ ペルホネン デザインの巾着の販売。
- トラヤカフェの定番商品やピエール エルメ パリとのコラボレーション商品の販売。

老舗ならではの伝統を守りつつ様々な取り組みを行っていてる事を商品を見る事で体感できる。
ふらっと行った日は目的の生菓子が完売していたため予約して再訪問。ところがその時はフードコレクションのイベントが終了していた…。なんてこった!!ピエール エルメ パリとのコラボレーション商品であるマカロン アズキ、パリ店限定商品であるパワール キャラメル羊羹も食べたかったのに詰めが甘かった(涙)
とらや✖︎ピエール エルメ パリ
『イスパハン』 の風味を生かした生菓子2種類が11/1まで限定販売。(予約可能)

イスパハンとは、バラとライチとフランボワーズの3つを組み合わせた、ピエール エルメ パリの代表作とも言えるフレーバー。

和菓子ではあまり見かけない色合いがなんとも可愛らしい。
生菓子 きんとん製『イスパハン』
フランボワーズ水羊羹製角芯を白餡で包み、濃紅・薄紅・白色の3 色が混ざり合ったバラとライチ風味のそぼろをまとわせたもの。

三色のそぼろが可憐な印象を与える見た目。
ホロホロと崩れるそぼろ。口の中に広がる華やかなイスパハンの香り。香りは洋菓子なんだけど、食べるとちゃんと和菓子。珈琲と合わせたくなる。
生菓子 求肥製『イスパハン』
滑らかなバラとライチ風味の餡の中に葛で固めたフランボワーズジュレを、薄紅色の柔らかい求肥で包み色付けした氷餅を散らしたもの。

シンプルながら飾りの氷餅が可愛らしい見た目。
フランボワーズジュレの酸味が加わり程よい甘さの滑らかな餡と柔らかい求肥の食感、そして口に入れた瞬間からイスパハンの香りが広がる。
洋菓子のエッセンスが多いのにちゃんと和菓子としてまとまっているのが不思議。
カカオ珈琲羊羹『昼下がりのカフェ』
とらやパリ店の開店40周年を記念した羊羹で11月上旬まで販売。(予約可能)
パッケージの写真はパリ店開店当時の写真をモチーフにしている。

黒・白・茶の3色の縦縞模様がシックな印象を与える見た目。
カカオ入り煉羊羹、白煉羊羹、珈琲入り煉羊羹を組み合わせたもので、カカオと珈琲の香ばしさがある洋風の羊羹。当然だけど、濃いめのお茶より珈琲の方が合う。
まとめ
「おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く」ことをモットーとして、老舗の暖簾を守りつつ今の時代に合う和菓子を作り続けているとらや。
ピエール エルメ パリの華やかなフレーバーである「イスパハン」を、とらやの伝統製法で和菓子として作り上げる技術は流石である。
和菓子の魅力だけでなく、とらやのブランド力を再発見したな。
とらやパリ店の一部の商品は、TORAYA TOKYOで購入可能。
2020/10/某日
私は食をキッカケにして人生が豊かになりました。
食に関心を持つことで、いくつになっても食べる楽しさを失わない生き方を目指しています。
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